バルトレックスは性行為が原因のクラミジアの治療薬

クラミジア感染症は10代~20代に最も多い性感染症です。クラミジア感染症を引き起こすのは、クラミジアトラコマティスという直径0.3ミクロンの細菌です。この細菌が膣や子宮、尿道、咽頭に住み着くことで感染します。感染経路は性行為で男性の尿道分泌物から女性の性器に、また女性の性器から男性の尿道です。最近はオーラルセックスにより咽頭が感染源となることが増えています。この場合は、口と口が触れるだけで感染する可能性があります。クラミジアはまず尿道や子宮の入口の細胞に感染します。よって女性は性行為によってクラミジアを膣の奥に押し込むことで感染するケースがほとんどです。女性はクラミジア感染症になっても自覚症状が少ないので、検査をしないかぎり何年も放置することがあります。すると気づかないうちに別の男性に性行為を通して感染させるため、非常に蔓延しやすい病気です。女性はクラミジアに感染すると子宮頸管炎を起こしますが、オリモノが少し増える程度です。しかし腹膜内まで細菌が侵入すると、激しい痛みを伴います。さらに卵管の炎症から卵管周囲の癒着が進めば、卵管性不妊症になる恐れがあります。一方男性は軽い痛みや不快感を自覚します。尿道を腹部から外尿道口に向けて圧迫すると粘液性の分泌物が出ることもあります。クラミジア感染症にはバルトレックスなどの抗生物質を使います。バルトレックス自体は菌を殺す作用がありますが、飲み忘れると除菌が不完全に終わります。特に性器に比べて咽頭のクラミジア感染症は完治しにくいです。パートナーに病気を移さないためにも、バルトレックスを服用して1週間たったら、症状が無くなっても医師に確認してもらうのが良いです。